「義平福」の子、平均価格5万円アップ 「全共2位」効果 由利本荘市大谷のあきた総合家畜市場で6日、11月の黒毛和種子牛の競りが行われた。県有種雄牛(しゅゆうぎゅう)「義平福(よしひらふく)」を父に持つ牛の枝肉が部門別2位になった「第10回全国和牛能力共進会(全共)」後、初の開催。義平福の子は6頭上場され、平均価格は51万3450円。義平福の子の4〜10月平均価格を5万1740円上回った。 市場関係者は「義平福の子の価格は上がり幅が大きい。全共2位の効果が価格に反映された」としている。同市場がオープンした4月から10月までに上場された義平福の子は58頭(雌34頭、去勢24頭)で、平均価格は46万1710円だった。