* 50代アーティストたちの存在が生む循環的時間認識 ユーミンは万博ファイナル飾るし、山下達郎は新譜を出すしで、小田和正の自己ベストあたりから、50代アーティストの存在感が増している。 今の20代のアーチストの中で、30年後に誰が、この三人や矢野顕子や大貫妙子や吉田美奈子の位置にいるか予想するのは楽しいかもしれない。 僕はこの人たちが20代の頃からずっとこの人たちの音楽を聞いてきたが、そんなことは考えたこともなかった。その頃、「彼らが50代になったらどうしてると思う」と聞かれたとしたら、質問の意味が理解できなかっただろう。 50代の歌手はその頃でもいたはずだが、何も覚えていない。20代のアーティストと50代の歌手は別の世界に見えていた。ユーミンや達郎が年をとった時の姿を無理に想像しても、当時の50代の歌手とは何もつながらなかっただろう。 それは、今僕がいるこの特定の未来、忌野清志郎が高い自
ちょっと覚え書きのメモを書いておきます。2007年問題というのがありますな。いわゆる団塊の世代で一番数が多いのが1947年(昭和22年)生まれなのだそうで、それが定年(60歳)を迎えるのが2007年なのであると。一度に大量の退職者が出るので、退職金の支払いで企業経営が悪化するのではないかとか、現場での仕事ノウハウの継承がうまくいかないのではないかとか、キオスクで売れているおじさん向け週刊誌の売上げが激減するのではないかとか、特に「ビッグコ●●クオ●●●ル」なんか、読者の大半がその世代らしく、今から戦々恐々としているみたいですよ。 もっともこれには正反対の読みもあって、膨大な退職金がその層に一度に集中するので、これを新たなビジネスチャンスだととらえる向きも多い。まあこの不景気に楽観的な見方に過ぎるかもしれないが、要するに団塊の世代は数が多いうえに戦後最初のレジャー世代、サブカルチャー世代であ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く