− はじめに − 就職して一年目。 久々に愛媛の実家に帰ってみて「よくここからエンジニアになれたな…」と思った話。 地方と関東のIT格差ほんと半端じゃない。 − インターネットも東京も遠い − まずインターネットが遠い。 果てしなく遠い。 ブラジルから冥王星くらい遠い。 1時間安定してインターネットに接続し続けるだけでも、田舎では修羅の道だ。 年末年始にバズったフォロワーのところてん氏のツイート 上京してしまった息子に帰省してもらいたい、親の皆さま。 実家にちゃんと回線を引きましょう。 ネットワークという基本的人権が保障されない場所に行きたい人はいません。 ましてや、このような通信速度の回線は人権侵害なので、そのような場所に帰省する人はいません。 (もう東京帰りたい) pic.twitter.com/sbJDiXKXM6— ところてん (@tokoroten) 2016年12月30日 本当
上京してしまった息子に帰省してもらいたい、親の皆さま。 実家にちゃんと回線を引きましょう。 ネットワークという基本的人権が保障されない場所に行きたい人はいません。 ましてや、このような通信速度の回線は人権侵害なので、そのような場… https://t.co/UFhBX4aK5Y
「ポスト・トゥルース(事実が関係ない)」と言われる時代に、フェイク(偽)ニュースをどう見分け、排除していけばいいのか? そのために、今からできることは何か? 偽ニュース騒動をめぐる議論は、その台風の目、トランプ新政権の1月の始動に向けて、より具体的な対策に注目が集まっている。 偽ニュースを信じてしまう人たちとは。この人たちに、ファクトチェックは効果があるのか。誰でもできる偽ニュースの見分け方とは。 偽ニュースの氾濫は、これまでメディアがその役割を果たしてこなかったことの裏返し――そんな、メディアの役割を指摘する声もある。 ポスト・トゥルースと嘆く前に、やるべきことはいくらでもある、と。 ●偽ニュースを信じる人たち 英エコノミストと英調査会社ユーガブは27日、米国の成人1376人を対象に行った世論調査(12月17~20日実施)の結果を発表した。 この中で、米大統領選をめぐって流布した偽ニュー
キュレーションサイトをめぐる一連の騒ぎをみていて、これって実はリサーチする人間のほとんど全員が直面している問題じゃないかなぁと思ったので、そのことについて少し書いてみます。 なお、以下「キュレーション」という言葉をネガティブな文脈の中で使いますが、この言葉・作業は本来もっとクリエイティブでありうるものです。(参考:美術作品を世の中につなぐ高度な専門職がキュレーター|ojo) 以下目次です。 ウェブ完結型リサーチ キュレーションサイトは「正しい」 すべての調査者が直面するウェブ完結型リサーチの誘惑 結果としてどうなるか 欲望が複製される リサーチの貧窮化 嘘がまかり通る どうするべきなのか ウェブ完結型リサーチ 今回の騒ぎの中で、何人かのライターや編集担当の証言が出てきました。 1円ライターから見た、キュレーションサイト「炎上」の現場 « マガジン航[kɔː] 「MERY」記事量産、経験者が
はじめに 私の専門の分野(言語学・日本語学)でもだいぶスライドを使った(研究)発表が増えたなという印象があるのですが、まだ紙の資料(ハンドアウト・レジュメ)を使った発表がメインという分野もけっこうあるのではないでしょうか。 以下は文章表現や演習の授業でおまけ的に話している内容なのですが、私が紙の資料を使った発表で個人的に気をつけていることについて少しまとめておきたいと思います(ほぼ私の経験に基づいたもので、特に根拠等はありません)。 なお、内容についても気をつけていることはあるのですが、かなり形式的な面に絞って書いておきます。 また、私の専門分野に限ってでさえ、研究分野や学会間で流儀の違いを感じることはあります。発表の内容やテーマによって適している発表スタイルが異なることもあるでしょう。発表の目的によっても違うかもしれません。ちなみに、私は基本的に「できるだけ多くの人から、たくさんの質問や
このブログは、こちらのサイトへ引っ越し中です。 http://wagamamakagakusha.hatenablog.com 私は長期間にわたって、日本国内だけでポストを探してきました。しかし、うまくいくことはありませんでした。 現在、私が過去において経験してきたことを中心にして、「日本の大学や研究機関の人事を斬る」ということで、以下のような内容でブログを作製中です(最終的には、具体的な大学名などを入れて公開します)。文章になるのは、しばらく先になると思いますが、これを見て、こういう問題もあるのではないか、というような点があったら、是非、知らせていただければと思います。直接メールを送付してくださるか、下記のコメント欄に書き込こんでください。 1. 大学教員の世代間格差と同世代の不公平感 昔のシステム(終身雇用的)と新しいシステム(任期付)が共存していることによる社会矛盾。 世代間格差は許
2016/12/6に発表されたOECD PISA2015の【ICT親和性項目】の分析・考察第8弾をお届けする。ICT親和性項目の内訳と本稿の内容は次の通り。 IC001 家庭の情報機器環境(利用するか否か) IC009 学校の情報機器環境(利用するか否か) IC002 初めてデジタルデバイスを使った年齢 IC003 初めてコンピュータを使った年齢 IC004 初めてネットアクセスした年齢 IC005 平日学校でのネット利用時間 IC006 平日校外でのネット利用時間 IC007 週末校外でのネット利用時間 IC008 校外の私的用途ICT利用頻度 IC010 校外の学習用途ICT利用頻度 IC011 学校でのICT利用頻度 IC013~016 ICTに関する意識←今回はこれ 本稿では【IC013~016 ICTに関する意識】について取り上げる。 各項目の選択肢は(1強く反対、2反対、3賛成
岡山県の公立高校、いわゆる進学校ではなく、生徒たちの進路は就職と進学で50:50にわかれる高校である。4年制大学進学は少数だ。教室の一角で女性教員は1時間ほど生徒とその母親を説得していた。 「いまの成績なら国公立大学の進学を狙えますよ。どうですか」 「はぁ。いやまぁ大学ですか……」 「いけるなら大学を狙ったほうがいいですよ。その先の可能性も広がります」 「はぁ。でも先生、あと4年も勉強するんですか?」 普通に考えれば、地方で国公立大学を卒業すれば、就職やその先の進路で可能性は広がる。この教員が以前、勤務していた進学校の生徒たちなら、親も含めて二つ返事で目標として決まるような大学だ。それでも、反応は薄い。 そこで、気がつく。この生徒の親や親族に、大学へ進学した人はいない。進学校の生徒たちとはその時点で、価値観に根本的な違いがある。大学進学のイメージがわかず、高校と同じような教室で勉強する生活
※筆者作成 日本の図書館は、これまで、ゲームをサービスに含めることはあまりなかったが、図書館の役割とゲームの効用は、十分な親和性があるといえる。ゲームが、図書館の別の役割と利用者を結ぶ手段となることも可能であるし、ゲームを図書館のサービスそのものとすることもできる。図書館が提供するゲームのジャンルは、特定のジャンルに限定されるものではなく、TRPG、伝統ゲーム、ボードゲーム、さらにはデジタルゲームもその対象になるだろう。いずれのゲームも、文化・教育、教養を背景としている。ゲームはレクリエーションであり、また、図書館を知らなかった未来の利用者を呼び込む有力な手段であることは、本稿で紹介してきたとおりである。 TRPGは、「ルールブック」が豊かな世界観を提供しているが、イラストやシナリオをあえて省いて、ゲームを遊ぶ側の想像にゆだねている部分も多い(29)。イメージをふくらましたり、シナリオを作
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日本人が「移動」しなくなっているのはナゼ? 地方で不気味な「格差」が拡大中 大都市と地方の、幸福と不幸 大都市暮らしと地方暮らし こうした加藤の軌跡は、「移動」にかかわり現在せり上がりをみせているひとつの動きを照らしだす。ある地方に留まる、または大都市に定住するのではなく、地方を渡り歩きながら暮らしていくこと。 それは大都市の世知辛さも、生まれた地方都市に留まるしがらみも回避するうまいやり方なのかもしれない。ただし他の生き方に比べて、そうした暮らしがよりマシとは即断できない。 少なくとも加藤にとっては、そうではなかった。現住地でのかかわり以上に、ネットの関係にこだわる生き方は、彼を無差別殺人という破局へと連れ出していく。 だとすれば地方暮らしがいいのか、東京暮らしがいいのか、または地方を転々とする第三の道がいいのかは、一概には判断できない。たしかに大都市の生活も、地方の生活も、いまでは住環
大ヒットの理由――交差する東京と地方 新海誠の映画『君の名は。』が、興行収入110億円を超える大ヒットを続けている。 東京に住む高校生の男の子と、地方に住む同じく高校生の女の子が寝ている間に入れ替わる「スコシ・フシギ」なかたちで出会い、互いの身体で世界を経験していくうちに、次第に運命の人として受け入れていく。 ヒットした要因のひとつには、そうした東京と地方の異なる若者の生活を、メリハリよく交差させ描いていたことがあるだろう。戦後ヒットした『君の名は』は、佐渡、東京、北海道を股にかけた一種のご当地映画としてあったが、今回の『君の名は。』も、都市と地方の生活をよく描く。 主人公の一人の男子高校生は新宿・代々木・千駄ヶ谷を中心とする東京で学校とバイトを中心とした都会生活を送り、もう一方の女子高生は岐阜県飛騨のどこかをモデルとした「糸守」という村で実家の神社を守りながら暮らしているのである。 ただ
おことわり 現状:大学1年生の3割がスマートフォンにアクセス制限フィルターをかけられている フィルターはどのような情報「も」遮断しているのか 「世の中の人々の考えを賛否両論から比較検討して結論を下しなさい」な課題ができない この世界は情報を持っていない者から情報を持っている者へチャンスが流れている 知らない間に機会を奪われている メリットとリスクのトレードオフ 注意事項再掲 関連記事 このブログを書いている人 もう一つのブログ 【PR】このブログを書いてる人の著書 おことわり この記事は「親は自分の子供のスマートフォンにフィルターをかけるべきではない」を主張するものではありません. この記事は「スマートフォンのフィルターを外しても全く問題は生じない」を保証するものではありません. この記事は私の個人的な考えを書いたものであって,北里大学としての考え方を説明したものではありません. あなたが
こんにちは。舘野泰一(たての よしかず)です。本コラムは、筆者らのおこなった研究をもとに「大学時代にどのように過ごすことが、社会人生活につながるのか」について情報をお届けします。 最初に、簡単に自己紹介をします。私は現在、立教大学経営学部で助教をしており、リーダーシップ開発に関する実践・研究などをしています。具体的には、「人が成長する環境とはどのようなものか」について、大学生・社会人を対象に、日々研究・実践をおこなっています。今回のコラムは、私の研究テーマの1つである「社会で活躍する社会人は、どのような大学生活を過ごしてきたのか?」をもとに執筆しています。 大学生の中には、「社会に出る前にどのような準備をしたらよいのか」を迷う方も多いのではないでしょうか。筆者を含む研究チームは、この問いに答えるために、「社会で活躍する人は、どのような大学生活を過ごしてきたのか?」を明らかにすることを目的と
yoshiokaayano.hatenablog.com p-shirokuma.hatenadiary.com 「国境がなくなった」のがメリットのはずだったインターネットで、異文化の人々の流入に嫌気がさして、ふたたび「国境」ができつつあるというのは、なんだか今のEUのありようをみているようで、感慨深いものがあります。 こういうのって、instagramやLINE、Twitterなど、ネットの中でも比較的新しい(とはいえ、ネットの世界では、Twitterあたりはもう「古株」なのかもしれませんが)サービスで、若者が中心に使い始めていたのに、そこに高齢者が参加してくることによって、「会社の人間関係が持ち込まれてしまう」のですよね。 高齢者側としては、悪気はないし、「好きにやっていいよ」と思っているつもりでも、上司がいる飲み会みたいなもので、参加している側としては、息苦しさを感じずにはいられない
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