少子高齢化が社会の大きな問題になる中で、空き家の増加が深刻度を増しています。筆者は夫婦問題(パートナー)コンサルタントとして数多くご相談を受けていますが、最近目立つのが、親名義の家の相続にまつわるトラブルからヒビが入ってしまうケースです(そこから浮気・モラハラ・ヒステリー・うつ病などへ発展してしまうケースもあります)。 夫婦の親が元気なうちに、家の処分についてきちんと考えることができればいいのですが、そうならないことが圧倒的に多いのが現状です。相続の分け方は一筋縄ではいきません。解体するだけでも多額のコストがかかります。そのため、親が亡くなった後も、どうすることもできず、放置されている空き家が少なくありません。 半世紀前から上昇し続ける日本の「空き家率」 総務省統計局の「平成30年住宅・土地統計調査」から調べてみると、実はこの空き家問題、ここ数年の問題ではなく、さかのぼることかなり前から兆
![「田舎の親の空き家」をお荷物にしない再生術](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7c9f0061defea357f549f81d39cf6c0bc5d3a3a6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftk.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fa%2F1%2F1200w%2Fimg_a12a4bb859463dc55d2b5789bfb848f3519820.jpg)