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ブックマーク / biz-journal.jp (8)

  • トヨタ会長、海外移転→日本脱出を示唆…国交省からのイジメ的行為に失望

    トヨタ自動車の社(「Wikipedia」より) トヨタ自動車の豊田章男会長は18日、報道陣を前に「(自動車業界が)日から出ていけば、大変になる。ただ、今の日はがんばろうという気になれない」「“ジャパンラブ”の私が日脱出を考えているのは当に危ない」「日のサイレントマジョリティーは、自動車産業が世界で競争していることに、ものすごく感謝していると思う」と発言(「朝日新聞」記事より)。これを受け、トヨタ社をはじめとする主要拠点を日から海外へ移転させることを検討しているのではないかと注目されている。豊田会長の発言の真意は何か。また、もしトヨタが主要拠点を海外に移転させた場合、日経済にどのような影響をおよぼすのか。専門家の見解を交えて追ってみたい。 型式指定の認証不正問題が発覚したトヨタ自動車。不正があった3車種は、国土交通省による型式認証の基準適合調査が行われている関係で8月末ま

    トヨタ会長、海外移転→日本脱出を示唆…国交省からのイジメ的行為に失望
  • スズキ、85歳“怪物”鈴木社長、辞めたくても辞められない事情 後継者・長男の力不足

    「私が一番先に辞めればいいが、そうもいかない」 今年1月で85歳になった軽自動車メーカー、スズキの鈴木修会長兼社長は5月11日の決算会見で、こう語った。今後5年間に順次、年長役員の若返りを図る。すでに田村実副社長と相澤直樹取締役専務役員の退任が決まっている。人事の刷新を行いながら、鈴木氏は事実上「90歳まで続投」を宣言したわけだ。90歳まで東証1部上場企業のトップを務めるのは異例だ。 鈴木氏は長男の俊宏副社長を後継者に決め、2011年に俊宏氏を含め4人を副社長に昇格させ、年長の役員たちが長男を支える集団指導体制に移行したが、今回、長男を支える年長者グループを若手幹部に入れ替えることにした。 もっとも、鈴木氏には辞めるに辞められない事情がある。 09年、世界の自動車業界に衝撃が走った。スズキと独大手フォルクスワーゲン(VW)がイコールパートナーの立場で包括提携に踏み切った。VWはスズキ株式を

    スズキ、85歳“怪物”鈴木社長、辞めたくても辞められない事情 後継者・長男の力不足
  • 壊滅寸前の出版業界、救いようのない惨状 交通費削減で徒歩強要、給料不明、モラルゼロ…

    出版業界は一部の大手はもちろん、新卒者や転職者に今も根強い人気がある。軸足を従来の紙媒体からウェブ媒体に移して新しいことに取り組んでいる企業もあるが、古い体質を引きずっているところも少なくない。 老舗出版社A社(仮名、以下同)での社長あいさつは「ウチは破産寸前ですが打つ手はあります」から始まったという。 「その“打つ手”を後から聞いてみると、韓流コンサートのチケット販売だとわかりました。いまさら韓流とは……」(中堅社員) 社長自ら「破産寸前」と宣言するだけあって、当然経費削減も行われている。交通費削減としてタクシー利用を控えるというのはどこの企業でも行われていることだが、A社はもっと細かい。仕事で東京メトロは使ってもいいが、都営地下鉄は利用しないように命令が出たのだ。東京の地下鉄には東京メトロと都営地下鉄があり、都営地下鉄はやや料金が高い。とはいっても、せいぜい20~30円の差である。 「

    壊滅寸前の出版業界、救いようのない惨状 交通費削減で徒歩強要、給料不明、モラルゼロ…
  • 楽天、その危険な経営 一気に巨額減損の恐れも、果敢な海外M&Aで膨張したのれん代

    これまで海外M&A(合併・買収)を発表するたびに株価が下がっていた楽天だが、今回は違った――。 楽天は3月19日、電子図書館事業の世界最大手、米オーバードライブを買収すると発表した。買収額は4.1億ドル(約495億円)。オーバードライブは公共図書館などに貸し出し用の電子書籍を販売し、図書館は購入した電子書籍を貸し出す。消費者は図書館が扱う電子書籍を自分の端末に取り込み、一定期間内のみ無料で閲覧できる。 現在、オーバードライブは世界約50カ国で3万超の図書館や大学を顧客に抱え、2100万人が利用している。楽天は2012年に買収した電子書籍事業社コボとの相乗効果で電子書籍事業の拡大を狙う。コボ担当の相木孝仁常務執行役員は「楽天電子書籍事業を中期で1000億円以上のビジネスに育てる」としている。楽天は先月にオーバードライブの全株式を取得し、完全子会社にした。 これまで海外M&Aを発表するたびに

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  • ヨドバシの通販がアマゾンを超える?「来店客にネットで買わせる」巧みな戦術で急成長

    スポーツの世界では、良きライバル同士の対決があれば、見ているほうも盛り上がる。ビジネスの世界でも、トップ企業がチャレンジャーの挑戦を受けている業界は活性化する。 アパレル小売業では、トップのユニクロに対して、ファッションセンターしまむらや無印良品がライバル視されてきた。コンビニエンスストア業界では、昨年まで業界首位のセブン-イレブンと、同3位のファミリーマートの出店競争が話題になっていたが、結局、ファミマはセブンの牙城を崩せなかった。 しかし、インターネットショッピングの世界では、王者の「Amazon.co.jp(以下、Amazon)」に、ヨドバシカメラの通信販売サイト「ヨドバシ・ドット・コム(以下、ヨドバシ)」が果敢に対決を挑み、大健闘している。 「月刊ネット販売」(宏文出版)の調査によると、2013年度の「ヨドバシ」の売上高は650億円で、ヨドバシカメラの総売上高の9.4%を占める。家

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  • 堕ちた巨艦・東芝の内部崩壊 “老害”経営陣の醜い内紛&権力闘争、不正会計を招く

    5月8日、東芝は過去に不適切な会計処理が行われたとして、2015年3月期連結決算の公表を6月以降に延期すると発表した。15年3月期の業績予想を取り消し「未定」とし、期末配当の見送りを決めた。期末の無配は10年3月期以来5年ぶり。東芝は第三者委員会を設置し、調査を進める。不適切な会計処理を理由に決算発表を延期するのは、異例のことだ。 東芝は4月3日、14年3月期のインフラ関連工事の会計処理に問題があったとして、室町正志会長をトップにした特別調査委員会の設置を発表している。特別調査委の調査が進む中で、原価の見積もりの過小評価以外にも、調査が必要な事案が出てきた。不適切な会計処理が14年3月期より前の期にも行われていた可能性が明らかになった。 不適切な会計処理が行われたのは、コミュニティ・ソリューション、電力システム、社会インフラシステムの社内カンパニー3社とその関連会社だという。508億円の最

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  • Fランク大学卒業生の厳しい現実〜なぜ入学者減らない? 多額ローン、就職先はブラック…

    少子化が進む日で、「大学全入時代」となって久しい。いわゆる「Fランク大学」といわれる大学の中には定員割れのところも多いため、願書を書いて面接を受けるなど型通りの試験を受ければ、晴れて大学生だ。 Fランク大学をめぐっては、「工学部の授業で因数分解を教える」「就職先がブラック企業だらけ」などの“伝説”が多くの人に知られているが、それでもなぜ、高卒で就職するでもなく、専門学校で特定の技術を身につけるのでもなく、Fランク大学に進学する人が後を絶たないのか? そう訝がる声も多い。 ところが、Fランク大学に入学する学生の多くが、大卒の学歴にこだわっているわけではなく、その背景には高校教師の怠慢があるという実態が、取材を進めるうちに見えてきた。 あるFランク高校生の親は、口々にこう言うのだ。 「先生は就職を勧めず、Fランク大学になら入れると言うんです」 実は高卒の就職率は95.8%(2013年春卒業者

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  • 西武、H西洋銀座…銀座セゾン閉店にみる堤家の没落

    有楽町西武の次はホテル西洋銀座――。セゾン文化の華が、またひとつ銀座から消える。東京テアトルは5月16日、銀座・中央通りに居を構える「ホテル西洋銀座」の営業を2013年5月末日で終了すると発表した。 セゾン文化とは、80年代に西武百貨店やパルコなどを中心にセゾングループが展開してきたハイクオリティな文化事業だ。生みの親は、グループを率いた堤清二氏(85)。作家、詩人としては辻井喬の名で知られる。 「不思議、大好き。」「おいしい生活。」などのコピーでハイセンスなイメージを打ち出して一世を風靡し、現代美術や前衛的な音楽、現代思想を意欲的に紹介した。時代の最先端を走っていると誰もが感じていた。 84年10月、朝日新聞社や日劇のあった東京・有楽町に複合商業施設、有楽町マリオンをオープン。キーテナントとして有楽町西武が入店した。セゾングループ代表の清二氏は高らかにこう宣言した。 「情報発信機能を持っ

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