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ブックマーク / himaginary.hatenablog.com (2)

  • ゲーム理論は直接的には現実に応用できない - himaginary’s diary

    とイスラエルのゲーム理論の大家アリエル・ルービンシュタインがThe Browserインタビューで述べている(Mostly Economics経由)。 その内容を簡単にまとめると以下の通り。 ゲーム理論というネーミングで、フォン・ノイマンは数学だけではなく広報宣伝での天才ぶりを発揮した。そのネーミングにより、何か単純なものが経済危機や核抑止力政策といった複雑な状況に応用できるという幻想を人々に抱かせた。自分の見方は同僚より極端かもしれないが、ゲーム理論は現実に直接応用できるという主張には与しない。 自分が比喩として良く用いるのは論理学。論理学は哲学や数学の興味深い一分野ではあるが、それがより良い人生を送る助けになるという幻想を抱いている人はいないと思う。良き裁判官は論理学を習得している必要は無い。論理学はコンピュータ科学の発展に役立ったが、友人との討論や、裁判官、市民、もしくは科学者として与

    ゲーム理論は直接的には現実に応用できない - himaginary’s diary
  • 財政的減価 - himaginary’s diary

    付加価値税を用いて擬似インフレを引き起こし、流動性の罠を脱却する、という政策は、以前フェルドシュタインや山形浩生氏らが日について提案し、最近ではコチャラコタが(ミネアポリス連銀の研究を紹介する形で)米国について提案したものだが、今度はハーバード大の教授らが南欧諸国について提案した(Mostly Economics経由)。 同論文の著者たち(ハーバードのGita Gopinath、Emmanuel FarhiとプリンストンのOleg Itskhoki)は、3/1付けでProject Syndicateにも投稿している。以下はその概要。 付加価値税の増税と給与税の減税との組み合わせである「財政的減価(fiscal devaluation)」は、ユーロを脱退して通貨を減価するより簡単な手段であるが、経済に対してほぼ同様の影響をもたらす。 通貨の減価は輸入を高価にし輸出を安価にするが、付加価値税

    財政的減価 - himaginary’s diary
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