菅首相、発信力強化に腐心 プロンプター活用、効果は? 2021年02月08日13時32分 プロンプター(原稿映写機)を使用して記者会見する菅義偉首相=2日午後、首相官邸 菅義偉首相が、新型コロナウイルス対応をめぐり、発信力強化に腐心している。内閣支持率が急落する中、記者会見で初めてプロンプター(原稿映写機)を使用するなど、分かりやすい説明に努めるが、期待する効果を得られるかは不透明だ。 菅首相が批判に反論、強気のスタート 枝野氏は提案に力点―代表質問 「国民にきちんと情報発信し、説明責任を果たしたい。その一助になればと、今回初めて使わせてもらった」。首相は2日の記者会見で、プロンプター導入の理由をこう説明。周辺には「(使用して)良かった」と手応えを口にした。 首相は就任以来、用意した原稿を読み上げるのが、会見時の定番スタイルだった。「鉄壁」と評された官房長官時代と同様、失言しないことを最優