不確かな字幕を放送した問題について説明するNHKの角英夫大阪放送局長=大阪市中央区で2022年1月13日午後3時9分、倉田陶子撮影 NHK・BS1スペシャルの「河瀬直美が見つめた東京五輪」で不確かな字幕があった問題で、NHK大阪放送局は13日、定例の記者会見を開き、角英夫局長らが経緯を説明した。主なやりとりは次の通り。 角局長 番組で不確かな内容があった。河瀬直美さん、島田角栄さんら映画製作の皆さん、視聴者の皆さん、申し訳ありませんでした。NHKのニュースや番組は正確でなければならない。真実に迫る姿勢を欠いていたと言わざるを得ない。制作担当者間のコミュニケーション不足、事実の確認が不十分だった。番組の構成面に意識が向き、事実関係のチェックが不十分だった。取材・制作に直接関わっていない職員を立ち会わせるなど複眼的な取り組みを行う。その上で大阪放送局として番組制作に携わるすべてのディレクター、