共同通信社の全国電話世論調査によると、安倍内閣の支持率は44.4%だった。前回より8.6ポイント上昇。
さる7月27日、蓮舫参議院議員が民進党代表を1年足らずで辞任する意向を表明した。彼女を追いつめた要因が一連の二重国籍騒動にあることは大方の察するところであろう。昨年9月の党代表選出後に蓮舫氏が「台湾籍離脱の手続きは済んだ」と記者会見で発表し、とうにほとぼりの冷めたはずであったこの問題が、あろうことか党内から攻撃の火の手が上がり、再燃した。口火を切ったのは今井雅人衆議院議員である。彼は7月9日にツイッター上で、東京都議選で民進党惨敗という結果を受け、その咎は蓮舫代表の二重国籍疑惑にあるとして、「自ら戸籍も見せて、ハッキリ説明することから始めなければいけない」などと述べ、蓮舫氏に戸籍の公開を要求した。 加計学園問題、稲田防衛相問題と、相次ぐマイナス材料を抱え込んだ安倍政権の支持率が下降線をたどる中で、巻き返しを図りたい民進党の党勢が後退している原因が、ひとえに蓮舫代表の二重国籍問題に帰するわけ
蓮舫都知事、の可能性はあった1年前 ……こんなことを書いてみたが、思えば都知事が「小池百合子」ではなく「蓮舫」になっている可能性は確かにあった。政治家の旬という意味でも。 先週の「蓮舫氏、民進党代表を辞任」という一報を聞いたとき、政治とはタイミングなのかとつくづく思ったのである。 では、いかに蓮舫氏が1年前の都知事選で本命だったか、当時の空気をみてみよう。 「民進党 蓮舫氏『国政で』 都知事選候補練り直し」(毎日新聞WEB 2016年6月18日 ) 《都連国会議員は「今まで蓮舫氏一択だった。説得は続ける」と話した。しかし、参院選公示が迫るなか、蓮舫氏の翻意は困難とみられる。他に有力候補は見当たらず、選考は難航が必至だ。》 ©田中茂/文藝春秋 このとき蓮舫氏は、 《「私の(女性の社会進出を阻む)『ガラスの天井』は国政にある」とも述べた。「ガラスの天井」は米大統領選でヒラリー・クリントン前国務
民進党の細野豪志元環境相が離党を検討していることが3日、分かった。党幹部が明らかにした。細野氏は周辺に「党代表選の告示(21日)前に離党する」と伝えているという。 細野氏が結成した党内派閥「自誓会」は4日、東京都内のホテルで会合を開き対応を協議する。 別の党ベテランは「1日に細野氏と会い、離党をとどまるよう促したが、イエスともノーとも答えなかった。細野氏は共産党との共闘のあり方に疑問を抱いていた」と明かした。 細野氏は4月、党執行部が憲法改正に消極的だとして代表代行を辞任し、自誓会の会長も退いた。 細野氏は平成12年に衆院に初当選し、旧民主党政権時代に原発事故担当相や環境相を歴任。下野後の平成27年の代表選に出馬したが、岡田克也氏に敗れた。昨年9月の民進党代表選では立候補を見送り、蓮舫代表の推薦人となった。
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