アメリカのTime誌が数年前に「世界でもっとも危険な建物トップ10」を選出しました。文句なしの1位はイタリアにある「ピサの斜塔」(1173年)。これは誰しもが納得するところ。 その他にもスペインにある「プエルタ・デ・エウロパ(ヨーロッパの門)」や13世紀に建てられたドイツの「ズールフーゼンの教会」など建物自体が傾いてしまっている=危険という認識で選ばれた建築物が名を連ねています。 日本国内には「危険な建物トップ10」はまさか入っていないだろうな~と思っていたら、まさかまさか9位ではありますが、しっかりとランクインしているではありませんか。 世界で最も危険な建物に選ばれたその建物は長野県茅野市にあります。茶室「高過庵」です。これで「たかすぎあん」と読ませます。そうその名の通り高すぎる茶室なのです。 その高さ約6m、はしごを使って入る茶室なんで茶を愛した信長や秀吉が目にしたらどんな言葉を発する