来年夏の参議院選挙に向けて自民党は、河野広報本部長のもとに党所属議員が行うSNSの積極的な活用を支援する組織を新たに設けるなど、情報発信の強化に取り組むことにしています。 自民党は、ことし10月に就任した河野広報本部長のもとで広報本部の体制を強化しており、河野氏を支える本部長代理に小野寺 元防衛大臣や平井 前デジタル大臣など4人の閣僚経験者らを起用しました。 また、来年夏の参議院選挙に向けてこれまで各議員が個別に取り組んできたSNSでの発信について、積極的な活用を支援するための組織や、党の機関紙の発行部数を増やすための検討を行う組織などを新たに設けました。 河野氏は「党本部と候補者に加え、都道府県連や地方議員、支持者が一体となった広報戦略をしっかりやりたい」と述べており、河野氏自身が党の地方組織とオンラインでの会合を重ねるなど情報発信の強化に取り組むことにしています。