米国で生まれた3Dの仮想世界「Second Life」が今、日本でも注目を集めている。世界中で200万人以上の人々がここで「第2の人生」を過ごし、ついには100万ドル(邦貨換算で約1億2000万円)を稼いだ人も登場した。現在は英語版が提供されているが、近々日本語版もリリースされる予定だ。 ゲームのようにクリアする目的が設定されているわけではなく、ユーザー同士が3D世界の中で交流して楽しむ様子は、ニンテンドーDSで大ヒットした任天堂のソフト「おいでよどうぶつの森」に似ている。しかしSecond Lifeでは、あらゆるものをユーザー自身の手で作ることができ、そこで作ったものはすべてユーザーが権利を持つ。また、Second Life内では独自通貨のリンデンドルが流通しており、現実の米ドルと交換可能となっている。 さまざまな特徴を持つこの世界は、一体どのような理念の下で運営されているのか、そしてど
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