Home リアリストとは?/「リアリストたちの反乱(4)」 「リアリストたちの反乱」(その四) ▼議論のやりかた ではネオコンとリアリストたちが具体的にどのような議論の応酬をしたのか、実際の様子を詳しく見てみよう。 実はこの議論、日本でも「論座」という月刊言論誌の2003年4月号に、要約された和訳が掲載されているのだが、これを読んだだけでは臨場感がまったく伝わってこない。しかも議論をしている学者の説明などがほとんどなく、かなり不親切な内容である。 しかもこの記事の最大の失敗は、この討論会の最後に、ネオコンとリアリストのどちらの議論がよかったかを現場の観客たちに挙手してもらい、ディベートの勝負の判定をしていたという事実を、全く紹介していない点にある。 よってこの記事では議論で出てきた意見だけを紹介しただけで、それを見ていた報道陣や学者たちの観客達が、最後にどのような判断を下したのかという、肝