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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/asteion (2)

  • マゾヒスト女性はその行為を真に欲望しているのか、それとも男性優位社会の社会通念を内面化した「被害者」なのか

    私はマゾヒストであり、この男性から完全に支配されることを望んでいます、と主張する女性がいたとする。私はサディストであり、この女性を縛り、鞭打つことを「愛情行為」として実践しています、と主張する男性がいたとする。これらの行為には同意があるとしよう。これらは、いわゆる「SM」と呼ばれる実践に当てはまる。 対等な成人同士による、同意の上の行為については、それがたとえ一般的な社会通念に沿わないものであっても尊重されるべき、という考えは、現在それなりに支持を得ている。しかしそうはいっても、支配や暴力行為に対する同意については、なんとなく不安を覚えることが多いはずだ。 そもそもその同意は当に人の意思なのか。男性のほうがかなり年上で社会的地位もある場合、女性の同意は信じられるのか。そもそもどのような関係が真に対等な関係と言えるのか。人の気づかないうちに、誘導されているのではないか。そもそも、なぜ支

    マゾヒスト女性はその行為を真に欲望しているのか、それとも男性優位社会の社会通念を内面化した「被害者」なのか
    uehaj
    uehaj 2024/04/29
    たとえどんなに「良い人」であっても、ハラスメントや性加害を行なった瞬間、その「良い人」の部分は嘘であったとみなされる。さらには、善人の仮面をかぶったより悪質な人物と見なされることもあるだろう。
  • ウクライナ人が垣間見せた「ロシア人との意識の違い」どちらかが正しいのか?

    <オレンジ革命を「誰が」起こしたか、ロシア語話者は「親ロシアではない」のか。開戦1年を迎えるウクライナ戦争を複層的に捉える> 論壇誌「アステイオン」97号の特集「ウクライナ戦争――世界の視点から」は、国内外の専門家からウクライナ戦争に関する論考を集めた。同特集をテーマに、12月に行われた廣瀬陽子・慶應義塾大学教授、山口昇・国際大学教授、中西寛・京都大学教授による座談会より。 中西 『アステイオン』97号の特集「ウクライナ戦争――世界の視点から」の責任編集者として次の2点を意図して企画しました。まずは情勢分析的なものは扱わずに、理論的、歴史的な側面など多様な角度から、時間的に長持ちするような分析をするという点。そして、もう1つは、海外の専門家に日の読者を想定した形で寄稿をお願いするという点です。 廣瀬先生にも「プーチンはなぜ予想外の戦争を始めたか」という論考をご寄稿頂きましたが、特集につ

    ウクライナ人が垣間見せた「ロシア人との意識の違い」どちらかが正しいのか?
    uehaj
    uehaj 2023/03/03
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