バブルと言われる中国経済だが、ひとたび中国経済が変調をきたせば、その影響は中国だけに留まらない。バブルがあまりにも大きくなり過ぎたのだ。中国のバブル崩壊はどれほどのインパクトをもたらすのか、経済評論家、三橋貴明氏が、分析する。 * * * 2010年2月、ウォール街の著名な投資家であるジェームズ・チェイノス氏は、「中国の不動産バブルが弾ければ、その影響はドバイ・ショックの1000倍以上」と警告した。 チェイノス氏の警告以降も、中国不動産市場には国内、海外から資金が流れ続け、バブル状態を維持している。10年以上も膨らみ続けた中国不動産という「泡」が弾けた時、世界に与える悪影響はリーマン・ショックをも上回ることも否定できないのだ。 現在の中国経済は、世界的な経済危機の影響で「成長のネタ」を次々に失っている状況である。これほどまでの人口を持ち、規模も巨大な経済が袋小路に突き当たってしまった前例は
パブリックスピーカーの告白――効果的な講演、プレゼンテーション、講義への心構えと話し方 Scott Berkun(著) 酒匂寛(翻訳) オライリージャパン 2010年10月 ISBN-10: 487311473X ISBN-13: 978-4873114736 2310円(税込) 顧客への機能説明や勉強会でのライトニングトーク……エンジニアには何かとプレゼンの機会がある。 どんなに経験豊富なスピーカーでも、プレゼン前には緊張する。本書によると、かのエルビス・プレスリーやU2のボノなど、「人前に出る達人」のような人であっても、コンサートの前に緊張しないことはなかったという。 では、そんな緊張に打ち勝ち、素晴らしいプレゼンを成し遂げるために、わたしたちは何をすべきか。本書は、効果的なプレゼンをするためのさまざまなアドバイスを提供してくれる。 ■プレゼンへの恐怖は生きるための恐怖 「プレゼンのせ
プレゼンの時、声が震えて、心臓がバクバクして、汗が噴き出し、自分で何を話しているのかがわかんなくなって、会議室から逃げ出したくなることはありませんか。 かつての私は、まさにそんな感じでした。プレゼンが大の苦手だったんですね。「プレゼンの極意」みたいなハウツー本もたくさん読みました。でも、駄目でした。クライアントのビルが見えてきたあたりから、胸が苦しくなってくるんですね。プレゼンが始まって、営業やマーケが流暢に話し、クリエイティブのパートになって、いざ話し始めると、あっ、やっぱり駄目かもしれないと気づいて、言葉に詰まって、涙が出そうになって、周辺が私の異変に気づいて、急に会議室がシーンと静まって、鉛のような重い沈黙の中で、このまま世界が消えてしまえばいいのにと何度も何度も思いました。 大きなプレゼンだとなおさら惨めです。責任も大きいから。新人の頃、はちゃめちゃなプレゼンをして「君の言ってるこ
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