吉良氏(左)と渡辺氏 第23回参議院選挙が4日公示され、各候補が各地で第一声を上げた。このところ「ブラック企業」が代名詞となった「ワタミ」創業者の渡辺美樹氏(53=自民比例)には“美人ワタミキラー”が現れた。 共産党はブラック企業の根絶を参院選の争点に掲げている。東京選挙区でも吉良よし子氏(30)が“美人ワタミキラー”として批判を繰り広げた。4日、目黒区での演説で吉良氏は「今、働く現場は深刻です。許せないのはブラック企業」とワタミを名指しした。 「ワタミという会社で働いていた男性の話を聞く機会がありました。彼は休みもなく月250時間の超過密長時間労働、深夜残業をさせられたにもかかわらず、給料はどんどん天引きされて手取り月数万円のこともある。これでは生きていけないと会社を辞めた彼は『僕はあの会社に勤めて夢という言葉が嫌いになった』と話していました」 夢という言葉は渡辺美樹氏にとってキーワード