2022年12月26日のブックマーク (4件)

  • 旧石器時代の人間の意識、世界の認識を「体験」する過程──『人間のはじまりを生きてみる: 四万年の意識をたどる冒険』 - 基本読書

    人間のはじまりを生きてみる: 四万年の意識をたどる冒険 作者:チャールズ・フォスター河出書房新社Amazonこの『人間のはじまりを生きてみる』は『動物になって生きてみた』で知られるチャールズ・フォスターの最新邦訳作。『動物になって生きてみた』は、僕も刊行当時読んで記事を書いているが、衝撃的な傑作であった。『動物になって〜』の中で、チャールズはアナグマやキツネ、カワウソといった動物になりきって生活し、その過程で彼らがどのような世界を観ているのかを実際に体験している。 それが、仲間や撮影スタッフを引き連れて数時間アナグマ的な体験をしました〜といった内容だったら微笑ましい内容だが、彼の凄いところは普通の人間がやらないレベルまでやっていたところにあった。アナグマとして生きる章では、巣穴を格的に彫り始めるところからはじめ、何日もそこで泊まり込み、ミミズを生でい、雨が降っても家に戻らず、川や地面に

    旧石器時代の人間の意識、世界の認識を「体験」する過程──『人間のはじまりを生きてみる: 四万年の意識をたどる冒険』 - 基本読書
    ueshin
    ueshin 2022/12/26
    野生に帰っても、言語で世界を認識するという基礎を放棄しないと、ほんとうの意味で感覚の世界だけに生きることはできないんだよな。言語は恐ろしいくらい世界を変貌させる。
  • Ado、ずとまよ、yama…顔出しだけはしない「覆面シンガー」が増えた“納得の理由”とは? | 2023年の論点 | 文春オンライン

    先に断っておけば、今回取り上げるシンガー/ユニットは、実際に覆面をしているわけではない。「顔出し」していないシンガーやユニットが、ここ最近、増えてきており、そこに私は、新しい音楽シーンへの芽を見るのである(顔出ししないことを「覆面」と表現したくなるのは、昭和プロレス世代の性(さが)だ)。 代表はAdo(アド)。『うっせぇわ』を歌う女子高生シンガーとして、2020年にブレイク。22年は映画『ONE PIECE FILM RED』の関連楽曲がチャートを席巻した。 また「ずっと真夜中でいいのに。」という名の「覆面ユニット」も話題である。「ずっと~」がユニット名、通称「ずとまよ」。他にも、目隠しをしたシンガー=yamaや、男女2人組のヨルシカも定評を得ている。

    Ado、ずとまよ、yama…顔出しだけはしない「覆面シンガー」が増えた“納得の理由”とは? | 2023年の論点 | 文春オンライン
    ueshin
    ueshin 2022/12/26
    女性シンガーは容姿で評価される。純粋に音楽だけで評価されたい。ごもっともな理由で。顔バレのストレスやネットのデビュー経緯とかもあるそう。
  • イギリスに嫁いだ女性の嫁姑問題の原因は「ピアノ」→それには根深い階級社会格差が絡んでいた

    May_Roma めいろま 谷真由美 @May_Roma 嫁子、孫のピアノ練習のためお手でピアノを弾いたりたまに自分用の練習をやるが、義母が無言。視線が厳しい。義母はイギリス北部貧困地帯労働者階級なため町内に音楽嗜むものは皆無。音楽は階級の象徴なため、東洋の島から来た嫁子がクラッシックピアノを弾くのがお気に召さない。 May_Roma めいろま 谷真由美 @May_Roma ちなみに義母の義母、つまり家人の祖母は中流だったらしく、ピアノがうまく無性映画館でピアノを弾き、若い時はバレーダンサーだったらしい。 しかし嫁の義母とは階級が違うため様々な軋轢があり、嫁姑戦争は凄まじかったそうである。 従って義母はピアノで家庭内階級闘争を思い出す May_Roma めいろま 谷真由美 @May_Roma イギリスは今昔も階級格差がすごく、階級格差を象徴するものの一つがクラッシック音楽では

    イギリスに嫁いだ女性の嫁姑問題の原因は「ピアノ」→それには根深い階級社会格差が絡んでいた
    ueshin
    ueshin 2022/12/26
    ピアノやクラシックくらいで、なぜそんなに階級誇示ができるのか少々ナゾ。日本はピアノ教室の大衆化がかなり普及。レコード普及前は、生演奏の格差がデカかったのでしょうね。
  • 人に語れるものがない

    小さい頃から宇宙少年で、プラネタリウム、宇宙関連の展示、天体望遠鏡や地球儀、図鑑など宇宙関連のものにどれだけお金を注ぎ込んでもらったかわからない。うちの親父は「上野の科博にお前を連れて行ってなかったらを一足も履き潰さずに済んだ」と今でも言っている。将来の夢はもちろん、まだ駆け出しだったのに教育番組などに引っ張りだこだった村山斉先生と同じ物理学者。 しかし、小さな頃からの憧れは学校の勉強が難しくなると長続きしなかった。東京大学なんて受かるはずないので地方国立を目指し、駅弁の理学部なんて進むだけ無駄だと工学部を選択。神戸大学の工学部と院を出て、現在は地方の工場でエンジニアとして働いてる。 最近YouTubeのWIREDというチャンネルの「質問ある?」系動画を観て、自分には「キラキラした目で人に語れるもの」、「ある分野に関して質問に答えられるもの」が何もないことを自覚して死にたくなってる。専攻

    人に語れるものがない
    ueshin
    ueshin 2022/12/26
    何者にもなれない解毒剤って、どこにあるのかな。仏教系の世俗脱落や隠遁は、そういう知恵につまっているのだけど。トルストイも栄光の空しさを説いた。ボトンの『もうひとつの愛を哲学する』も参考になる。