ブックマーク / www.watto.nagoya (2)

  • 漱石、三島、筒井三部作/四部作の最終作に宗教臭が強いという共通点は「これは虚構だ」と示すため?(その1) - 🍉しいたげられたしいたけ

    蔵書の自炊作業をしていて気づいたことの、何度目かのまとめです。あんまりまとまっていませんが。 夏目漱石の三部作というのは、「中期三部作」すなわち『三四郎』、『それから』、『門』を指します。 三島由紀夫の四部作は、「豊饒の海」シリーズすなわち『春の雪』、『奔馬』、『暁の寺』、『天人五衰』を指します。 筒井康隆の三部作は、「七瀬シリーズ」すなわち『家族八景』、『七瀬ふたたび』、『エディプスの恋人』です。 以下、それぞれの作品のネタバレを含みます。 結論を先に箇条書きで示してしまうと、次のような感じです。 漱石、三島、筒井の三部作/四部作には、最終作に宗教臭が強いという共通点がないか? この共通点は、作者が読者に「これまでの物語は虚構だった」ということを示したいがために生じたのではないか? 漱石、三島、筒井の三部作/四部作には、他にも「一作目の独立性が高い」「二作目がおそらく最高傑作」という共通

    漱石、三島、筒井三部作/四部作の最終作に宗教臭が強いという共通点は「これは虚構だ」と示すため?(その1) - 🍉しいたげられたしいたけ
    ueshin
    ueshin 2017/12/26
    あまり知りませんが、三島だけが宗教色が強いんじゃない。岸田秀は社会の幻想だけを追及して、認識の虚構性には挑みませんでしたからね。
  • もし同性愛を「キモい」と感じるとしたら、最大の理由はおそらく自分自身の中にある同性愛的傾向を嫌悪しているからだと思う - 🍉しいたげられたしいたけ

    「謎解き日のヒーロー・中国のヒーロー」は続けます。必ず完結させます。しかしその前に、ネットのホットな話題に乗っからせていただきます。 anond.hatelabo.jp 私の結論はタイトルに示した通りです。結論に至る理屈を捏ねます。 スポンサーリンク こんなを読んだことがあります。読んだのはだいぶ前ですが、私がこれまで読んだすべての中でも十の指に入りそうな名著だと思っています。 タブーの謎を解く―と性の文化学 (ちくま新書) 作者: 山内昶 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 1996/12 メディア: 新書 購入: 1人 クリック: 8回 この商品を含むブログ (9件) を見る 同書の内容を乱暴に要約すると「タブーは境界から発生する」ということです。 のタブーを例にとります。には文化により様々なタブーがあります。イスラム教徒は豚をべません。ヒンズー教徒は牛をべません

    もし同性愛を「キモい」と感じるとしたら、最大の理由はおそらく自分自身の中にある同性愛的傾向を嫌悪しているからだと思う - 🍉しいたげられたしいたけ
    ueshin
    ueshin 2015/11/30
    嫌悪より、スルーできるようになることが成長と克服。嫌悪はまだ執着するひっかかりがある。
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