大きな魔物と化したIS(ISIL)を、誰がそうさせたのか、ということが世界的に、関心を引いている。組織が大きくなっていくためには、それなりの条件が揃わなければならない、ということは企業でも、社会でも同じであろう。 IS(ISIL)のようなテロ組織の場合は、戦闘員、資金、武器といったものが、その基本的なニーズであろう。それでは誰がIS(ISIL)に、そうした基本的ニーズを提供したのか、ということになるが、そのことを本に纏めた人物がいる。 ティム・アンダーソンという人物が『シリアのダーテイ・ウオー』という本を書いた。そのなかには、どの国がどのような支援を、IS(ISIL)に送ったのかを、詳細に書いている。 そのなかで目立つ支援国は、サウジアラビア、トルコ、カタール、イギリス、フランス、アメリカの6カ国となっている。 :サウンジアラビア=イラクがイラン寄りになり過ぎたために、アメリカはサウジアラ
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