虚構 堀江と私とライブドア 作者: 宮内亮治出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/03/24メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 166回この商品を含むブログ (52件) を見る ライブドアのNo2であった宮内亮治が一連の事件について赤裸々に語っている。1996年堀江が23歳、宮内が28歳のとき二人は初めて会った。このとき宮内は堀江の小汚い風采のあがらない格好を見て「まさかコイツじゃないよな」と思ったという。やがて、二人が組んで事業が拡大してゆくのだが、1999年夏 「上場してみない?」 こう堀江を誘ったのは、私である。 この時、堀江の反応は芳しくなかった。マザーズやナスダックは、まだ創設されておらずピンとこなかったのだろう。IT業界の仲間に吹き込まれたのか、「上場の件なんですけど」と堀江から言ってきた。 だが、この堀江の決断がライブドアを揺るがすことになる。創業メンバーでか