大きなバッグを抱えて、エレベーターやエスカレーターのある動線を探し、オムツ替えや授乳ができる場所をつねに考えながら行動する乳幼児連れのお出かけ。いかにスムーズに出かけられるかは、事前準備と時の運に大きく左右される。 百貨店や大型ショッピングセンター以外で、オムツ替えや授乳スペースがすべて整っているところを見つけるのは意外と難しい。事前に場所を調べ、時間を考えて行動しても乳幼児と一緒だとなかなかその通りにはいかない。 そんな中、最近、駅構内や商業施設の売り場の一角で、ほ乳瓶のイラストが大きく描かれた木製の「箱」を見かけるようになった。 Trim(トリム)が作った可動式ベビーケアルーム「mamaro(ママロ)」だ。大人1人と子どもが入れ、中で授乳やオムツ替えができるようになっている。 幅180cm、奥行き90cm、高さ200cmと、およそ1畳分の広さの完全個室。駅構内や商業施設の通路などに設置
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