2021(令和3)年、プロ野球ペナントレースを制した東京ヤクルトスワローズ・高津臣吾監督の名フレーズ「絶対大丈夫」に触れる前に、シーズン序盤からセ・リーグの中心となった阪神タイガース・矢野燿大監督の言葉から紹介したい。 ペナントレース終了後、善戦むなしく2位に終わった矢野監督が、大阪市内の阪神電鉄本社にて藤原崇起オーナー兼球団社長にシーズン終了報告を行った。このとき、自身の采配について振り返った際に発したものだ。矢野監督はこんな言葉を口にしている。 阪神・矢野燿大監督の反省の弁 「僕自身、何か采配であったりかける言葉であったり、何かできることがあったんじゃないかなってことはすごく思います」