東京都の舛添知事は、自身の政治団体が千葉県内のホテルに会議費として支払っていた支出が家族旅行の費用に使われた疑いがあると指摘されたことについて「会議はしているが、家族も宿泊した部屋を使用したことで懸念を招いたことは反省している」などと説明し、政治資金収支報告書を訂正したうえで費用を返金することを明らかにしました。 これについて、舛添知事は13日記者会見し、はじめに「今回、このような懸念を招いたことは不徳の致すところで心からおわび申し上げる」と謝罪しました。 そのうえでホテルへの支出について、「いずれも事務所の関係者と都知事選挙への対応などについて会議をしているが家族も宿泊した部屋を使用していたことで懸念を招いたことは反省している。今後は誤解がないよう会議に使う部屋を別に用意する」などと説明し、収支報告書を訂正したうえで費用を返金することを明らかにしました。