「超小型車」というのをご存じでしょうか。 軽自動車よりも小さく、原付きバイクよりも大きい新しいサイズの車です。 今は許可がないと一般の道路を走ることはできませんが、国土交通省が、高齢化社会を見据えて普及を目指しています。 なぜ今、「超小型車」なのか。 社会部・国土交通省担当の築山文崇記者が解説します。 超小型車の試乗会も 今月18日、東京・霞が関の国土交通省の駐車場には、国内の自動車メーカーなどが開発中のさまざまなデザインの「超小型車」、合わせて6台が登場しました。 羽田国土交通大臣みずから運転し、「風が感じられ、これから普及していけばいい」と期待を示しました。 超小型車とは そもそも「超小型車」は、どのような車なんでしょうか。 「超小型車」は、排気量が125cc以下の車と想定されています。 軽自動車が660cc以下ですから、それよりはかなり小さな車です。 一方で、原付きバイ