リーマンショック後の外資系残酷物語系の話だけどさ。とても優秀だったのに、彼の所属する会社が外資系の中では傍流というか弱小で、体力がないものだから一気に仕事がなくなって、仕切ってるプロジェクトの途中で契約全部破棄されてその日のうちに解雇されてたMさんというハゲがいたんだよ。 もうメールも通じないし、会社支給の携帯電話も取り上げられて、広尾だったかのレジデンスも退去したらしく連絡がつかない。まあ、みんなどうなったのか心配だったけど、4日後ぐらいにようやく話ができて、いやもう泣きそうです、と笑いながら言っていたのが印象的で。でもあの界隈はあの当時、先が見えないってんで債券ディーラーみたいな仕事でも口が見当たらなくて、そのまま皆、自分の仕事がヤバいかもってんで構ってやれなかったわけですよ。 私ぁどっちかというと自分の身を守るためなら悪評でも酷評でも甘受していいから逃げ道完備して保険をかけて、何かあ
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