北半球では、より多くの太陽光を集めるためにソラーパネルを南向きに設置するのが一般的となっているが、米カリフォルニア州で行われた調査の結果、パネルを西向きに設置したほうが経済的に得することが分かったとのこと(New York Times、Slashdot)。 南向きに設置すると1日当たりの集光量を最大限化することができるものの、最も集光量の多い時間帯が昼間となるため、電気使用量が最も多くなる夕方のピーク時とずれてしまう。もしパネルを西向きに設置した場合、電気使用量がピークとなる5時以降でも、最大電気出力の55%を太陽光で発電することができる。一方で南向きに設置した場合だと、最大出力量のたったの15%しか発電できないのだそうだ。 パネルが常に太陽の方向を向くようトラッカーを付けるという方法もある。集光量が45%もアップするようだが、こちらはお値段が高いとのこと。パネルを買い足して西向きに設置し