リスナー20万人超、経営者にもファンが多い「歴史を面白く学ぶCOTEN RADIO」(以下、コテンラジオ)。この番組で熱い歴史トークを展開しているヤンヤンこと楊睿之(ようえいし)が、人類五千年の歴史を振り返り、シビれる言葉をセレクト。 発売中の『Forbes JAPAN』3月号に掲載する偉人の名言と、ヤンヤンによる名解説をお届けしよう。 子曰く、学びて時にこれを習う、亦た説ばしからずや孔子(思想家、紀元前5-6世紀、中国)こうし◎紀元前552(前551年とも)~紀元前479年。春秋時代の中国の思想家。儒教の代表的な経典『論語』は、孔子の死後その言行を弟子たちがまとめたもの。3世紀に日本に伝わり、日本の道徳思想の基礎となった。 ヤンヤン解説:「子曰く、学びて時にこれを習う、亦た説ばしからずや」。 数ある孔子の言葉のなかで、弟子たちはなぜこの言葉を『論語』の冒頭に据えたのか。それはこの文が、机