トップレビュー日本のサブカルチャーが大きく動き出した転換点を描く! 『ギャラリーフェイク』細野不二彦の自伝的ストーリー『1978年のまんが虫』 マンガ好き大学生がプロに。デビュー作は傑作スペースオペラのコミカライズ 不二雄は大学に居心地の悪さを感じ、なじめずにいた。普通に学生生活を謳歌する友人たちとは住む世界が違うと感じていたのだ。彼は東京の下町出身でド庶民なうえに性格も地味だったからだ。「何もかもかったるい」「なじめない学校へ通うのもだるい」そんな生活の中で唯一の楽しみがマンガやイラストを描くことだった。そしてその制作物は、高校時代からの友人の集まり「丘の上グループ」や「スタジオぬえ」主催のSF同人の会で披露していた。 マンガを読む。 マンガを書く。 昔から、この時間だけが退屈な日常を忘れ去る至福…… 黄金の時間だ……!! しかし描いていれば楽しかった時間は終わる。ある日、プロである「ス
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