＜大王製紙エリエールレディス　初日◇17日◇エリエールゴルフクラブ松山（愛媛県）◇6575ヤード・パー71＞ 「本当にもったいない。何やっちゃってんの、という感じ」。原英莉花は前半9ホールで5バーディを奪いながらも、後半はボギーとダボが1つずつというゴルフにため息をついた。 キャップに合わせてパンツもヒョウ柄でした【大会LIVEフォト】 インから出た原は10番からいきなり4連続バーディのロケットスタート。さらに15番でも伸ばして17番パー5を迎えたが、昨年優勝を決めるイーグルを奪ったホールで潮目が変わった。 「あそこで流れを切りました。あのあたりからアライメントが左にずれてきた」とティショットを左に曲げてバーディすら奪えずパーとすると、後半は「ティショットから左、左という感じで…」とスコアメイクに四苦八苦。「強くいこうと思った」というヒョウ柄のウェアも実らず、2アンダーフィニッシュでのホー

出場権を得ることが確実な最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」について、現時点で「出場しません」と明言している渋野日向子。そのため、実質的に3年ぶりに米ツアーとして行われた「TOTOジャパンクラシック」が、日本では今年最後の試合となった。筆者は今年、アメリカで6試合ほど渋野の取材をさせてもらったが、日本での試合はこれが初めて。どんなプレーをするか楽しみだった。 応援してくれた子どもファンに“神対応”する渋野日向子【動画】 だが、結果は77人出場で64位タイ。残念ながら好成績とは言い難い結果となった。それ以上に本人が「4日間いいところなし」と話したように全体的に調子は悪く、何か1つでもいいところがあれば前向きにもなれるが、それも言葉に出ないほどショットからパターまで苦しんでいたように見えた。 うまくいかない現状に、プレー中は明らかにイラ立っていた。仕草からも明らかだった。だ

＜TOTOジャパンクラシック　最終日◇6日◇瀬田ゴルフコース北コース（滋賀県）◇6616ヤード・パー72＞ 苦しい最終日の戦いとなった渋野日向子は、4バーディ・5ボギーの「73」で回り、トータル1オーバーで「TOTOジャパンクラシック」を終えた。 何を語った？　最終日を終えた渋野日向子のインタビュー【動画】 10番からスタートすると11番でアプローチミスからボギー。続く12番でもアプローチが寄らずボギー。13番パー5では3パットのボギーを喫し一気にスコアを落とした。 16番のパー5ではバーディを奪い返したが、17番ですぐにボギー。終始くるしい展開かと思われたが、18番パー5でバーディを取り返して折り返した。 後半に入ってもなかなか波に乗れずに、スコアも順位も上げることができずに、最後は唇をかんだ。「なんにもできなかった4日間だったので、残念です」と振り返った今大会。米本土最終戦に向けて、前

＜TOTOジャパンクラシック　2日目◇4日◇瀬田ゴルフコース北コース（滋賀県）◇6616ヤード・パー72＞ 米国女子ツアー唯一の日本大会は、第2ラウンドが進行中。初日に出遅れた渋野日向子だが、この日は前半を2バーディ・1ボギーと1つ伸ばし、トータル2オーバー・60位タイで後半に入っている。 やや左上にいます　人ごみに埋もれる渋野日向子【LIVEフォト】 13番パー5でバーディを先行させた渋野。15番パー3では約1.5メートルにつけるベタピンショットでバーディを奪うと、前日ボギーの17番パー4で1つ落としたものの、前半で1ストローク伸ばすことに成功した。 トータル8アンダー・首位タイに歴代覇者の上田桃子と鈴木愛。1打差3位に小祝さくら、2打差4位タイには前回大会覇者の古江彩佳、山下美夢有、世界ランキング1位の19歳アタヤ・ティティクル（タイ）が続いている。

＜TOTOジャパンクラシック　初日◇3日◇瀬田ゴルフコース北コース（滋賀県）◇6616ヤード・パー72＞ 出場人数78人中71位タイ。「悔しい場面が多かったので非常に残念でした」。屈辱のラウンドとなったが収穫はあった。 何を語った？　渋野日向子のホールアウト後インタビュー【動画】 それがここ数カ月ずっと課題としていた2打目に光が見えたことだ。距離感のミスを減らすべく、今週はアイアンのシャフトを調整したことが奏功した。モデルは変わらずフジクラの『MCI 80-R』だが、6番から9番まで“番手ずらし”を施したのである。 番手ずらしとはその名の通り本来の番手用とは異なるシャフトを入れること。今回は「もう少しだけ硬く」するべく、7番用のシャフトを6番に挿すといった具合に一番手下のものをそれぞれ挿した。同社のツアー担当によれば「ちょっとヘッドが遅れて球が吹けあがっていて距離のロスをしていたので、それ

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＜樋口久子 三菱電機レディス　最終日◇30日◇武蔵丘ゴルフコース（埼玉県）◇6650ヤード・パー72＞ 初日を2オーバーと出遅れながら、2日目に1アンダーで巻き返し予選を突破していた渋野日向子が、最終日に“らしい”劇場型のプレーで追い上げた。6バーディ・2ボギーの「68」。トータル3アンダーでホールアウトし、現時点でトップ10圏内につけている。 手を叩いて爆笑する渋野日向子【写真】 “裏街道”の10番からスタートし、11番でピンに絡めるイージーバーディ。13番ではロングパットを決めて2つめ、そして14番でもピンにピタリとつけるバーディで一気にスコアを伸ばした。 圧巻の内容でのバーディを奪いながらも「自分のショットの気持ち良さとスコアが比例していない一日でよく分からないけど、パターが入ったりラッキーもあった」と反省点も挙げる。 感触はよくないものの、折り返した1番パー5でも長いバーディパット

＜BMW女子選手権 2日目◇21日◇オークバレーCC（韓国）◇6726ヤード・パー72＞ 韓国で行われている米国女子ツアーは2日目の競技が進行中。前半9ホールパーを並べる展開となった渋野日向子だったが、後半でいきなり3連続バーディ。一気に上位に入ってきた。 ちびっ子にも大人気のシブコさん　サイン会は“ほんわかムード”【動画】 前半のインコースでは12番、14番では3メートル、17番では2.5メートルとしびれるパットを決め続けた渋野。その我慢を爆発させるかのように折り返しての1番で2打目を1.7メートルにつけてこの日最初のバーディを奪うと、2番で4メートル、3番で2.5メートルと立て続けに決めて3連続バーディ。トータル3アンダーとして16位タイまで上がってきた。 残りは6ホール。さらに上位に浮上してホールアウトといきたい。

＜富士通レディース　初日◇14日◇東急セブンハンドレッドクラブ（千葉県）◇6689ヤード・パー72＞ 今年5試合目となるプロトーナメントを戦うアマチュアの馬場咲希（代々木高2年）が、凱旋試合に臨んでいる古江彩佳、地元・千葉県出身の吉田優利との大注目組での初日を4アンダー・8位タイで終えた。「入れたいバーディパットはだいたい決めることができた。全部はうまくいかなかったけど、いつもそんな感じなんで（笑）。きょうはいいゴルフができました」と、うなずく。 馬場咲希が270Y飛ばせる理由は右足にあり！【連続写真付きスイング解説】 3番でバーディを先行させて迎えた7番。ここで平均飛距離270ヤード超の実力を見せつけた。522ヤードのパー5で、2打目の残りが199ヤードという位置にティショットを置くと、3番ユーティリティで2オンに成功。それどころか、1.5メートルのイーグルチャンスにつけた。続くパットは

10月14日（金）から16日（日）の3日間にわたって千葉県にある東急セブンハンドレッドクラブで行われる国内女子ツアー「富士通レディース」の出場者が3日（月）に発表され、今年の全米女子アマを優勝した馬場咲希も名を連ねた。 平均270ヤード！馬場咲希のドライバースイング【連続写真】 馬場は今大会がプロ5戦目。前週の「日本女子オープン」でローアマを獲得、今週はとちぎ国体に出場と連戦が続くなかで、どんなプレーを見せてくれるのか。 そのほか、3回出場して2勝2位が1度と抜群の相性を誇るホステスプロの古江彩佳、同じく富士通所属の柏原明日架、そして主催者推薦では自身の初優勝を含む今大会過去2勝の成田美寿々、イ・ボミ（韓国）も出場が決定。秋深まる千葉が今年も盛り上がりそうだ。

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高校時代の1年間、そして大学4年間を米国で過ごした谷田侑里香（たにだ・ゆりか）は、再び海を渡り米女子下部にあたるエプソン・ツアーを主戦場にするツアープロだ。そこをスタート地点に、長年「世界最高峰の舞台」として胸に抱いてきたLPGAツアー参戦を目指している。その姿を追う。

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