光栄なことに翻訳の査読をやらせていただいたので、本書に関しては発売前に一通り読むことができた。しかし、献本していただいたものを改めて通読してみた。一言で言えば、グッジョブすぐる。 そして、本書を読み始めてすぐ、「コレハ!」と思ったところに付箋を付けていく、という方法は早々に破綻しそう(付箋がいっぱいですごいことになりそう!)なことに気づき、アンダーラインを引いていくことに切り替えた。 最初のプラクティス「成果をあげるのが仕事」に従えば、監訳者の角谷さんと木下さんは、これを十分にクリアした。この本はただの翻訳書ではない。見事なローカライズがなされている。原著をあたる方がいい翻訳書はたくさんあるけれど、この本に限っては違う。 成果(アウトプット)について触れたけれど、この本ができていく過程に一部関わらせてもらった感想として、そのプロセスもまた素晴らしかったことを付しておく。この過程も含めて本書