11月5日、米Googleが携帯電話向け包括プラットフォーム「Android」を発表した(別記事)。これは携帯電話のOSやミドルウェア、ユーザーインタフェース、アプリケーションなどを含むオープンソースのプラットフォームであり、インターネットの世界と親和性が高く、様々な企業や個人がアプリケーションを開発できる“オープン指向”が特徴になる。 Androidはネットと携帯をつなぐブリッジ このAndroidにおいて、Googleが目指す理想は明確だ。同社は自らの役割を「世界中の情報を(ネットで)普遍化する」(Google 携帯プラットフォーム部門ディレクターのアンディ・ルービン氏)ことと自負しており、Androidはネットと携帯電話をつなぐ「ブリッジとなる存在」だ。携帯電話を取り込んでリアルな世界との“出入り口”を広げることで、より多くの情報がネットに取り込まれて普遍化する。Googleの理想を