7月3日、NTTドコモとカシオ計算機が「iD」を中心としたクレジットサービスによる電子決済サービスと、店舗の売上集計や分析などの店舗支援サービスを提供する合弁会社「CXDネクスト」を7月9日に設立すると発表した(7月3日の記事参照)。新会社「CXDネクスト」は、資本金・資本準備金の合計は15億円で、カシオが60%、ドコモが40%を出資する形になる。 CXDネクストではカシオが販売するネット対応電子レジ「TE-2500/TK-2500」向けに、iDやトルカを活用した電子決済ソリューションを提供する予定だ。このシステムは従来のPOSレジよりも安価かつ運用が容易であり、中小規模店舗にiD/トルカを普及させるのが狙いだ。 iDやQUICPay、Edy、Suica/PASMOなどのFeliCa決済の加盟店は、2007年に入ってから急速に増加している。共用リーダー/ライターの展開本格化も追い風になり、
イオンは4月3日、独自電子マネー「WAON(ワオン)」を4月下旬より発行すると発表した。対応ポイントサービスも開始する予定(詳細は後日発表)。 4月下旬時点では、首都圏や新潟県の一部のジャスコ、マックスバリュ、イオンスーパーセンター、カルフールなど約100店舗が対応。2008年度中を目処に、イオンのショッピングセンターやミニストップなど、2万3000店舗(系列店舗ほぼすべて)に拡大し、リーダー/ライター約5万台を設置する。 WAONは非接触IC「FeliCa」を利用しており、リーダー/ライターにかざすだけで決済が可能。当初はカードのみの発行だが、おサイフケータイ用アプリについても「対応する方向で現在検討中」(イオン広報部)としている。 カードは無記名タイプ、クレジットカード一体型など3種類 WAONの対応カードは3種類あり、現金チャージ専用で無記名の「WAONカード」、イオンのクレジットカ
既報の通り(11月29日の記事参照)、セブン&アイ・ホールディングス(セブン&アイ)が、2007年春を目処に独自方式の電子マネーを発行することを発表した。「発行までまだ時間があることもあり、詳細は未定」(セブン&アイ広報部)としているが、現在のところ分かっていることをまとめた。 セブン&アイの電子マネーは、Edy、Suicaなどと同じく、技術的にはFeliCaを利用したプリペイド(前払い)タイプのものになりそうだ。発行当初はセブン-イレブン店舗で、将来的にはイトーヨーカドーを初めとするセブン&アイ系列店舗で利用できるようになる。電子マネーだけでなく、ポイントサービスを搭載し、グループ内の各店舗で相互利用できるようにするという。 発行主体は、グループ会社であるアイワイ・カード・サービスが行うが、申し込み処理やカード発券業務、ユーザーサポートなどのカード関連実務は、JCBが行う見込み。 アイワ
1月24日、イオンとNTTドコモ、東日本旅客鉄道(JR東日本)の3社がJR東日本とドコモが共同開発した、電子マネー「Suica」とクレジット決済「iD」の両方に対応する決済端末を、イオン店舗に導入することを発表した(1月24日の記事参照)。 これはドコモ=JR東日本の「iD/Suica共用スキーム」の中でも特筆すべき大型導入案件であり、大手流通の一角を占めるイオングループが系列全店導入を視野にいれているという点でも注目だ。FeliCa決済の日常域への広がりを端的に示す事例と言えるだろう。 イオンの発表によると、2月1日からFeliCa決済が導入されるのはジャスコ、イオンスーパーセンター、マックスバリュー、メガマート、カルフールなど関東の89店舗。その後、2008年度中には全国のイオンのショッピングセンター約3700拠点2万3000店にFeliCa決済が広がっていくという。 郊外型SCを手に
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