レクサスカードに注力し、QUICPayを重視する理由――トヨタファイナンス(後編):神尾寿の時事日想・特別編: 市場の飽和感、貸金業法の改正など、変革期にあるクレジットカード業界。その中で、新興のイシュア(クレジットカード発行会社)ながら、成長率や稼働率の高さで注目されているのが、トヨタグループでクレジットカード事業を担うトヨタファイナンスだ(7月11日の記事参照)。 トヨタファイナンスは2001年に、「TS3 CARD (ティーエスキュービック)」を発行してクレジットカード市場に参入した。またトヨタの高級車「レクサス」のオーナーに「レクサスカード」を発行しているのも同社だ。現在同社は会員数13位ながら(2006年3月時点)、ETCカード発行数1位、新規入会1年以内のカード稼働率7割と“使われるカード”を実現。さらにQUICPayの発行・加盟店開拓でも、強いプレゼンスを発揮している。 今日
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