寿司屋バイトからデータサイエンティストへ。異色な経歴のがんこフードサービス副社長が描く「200年後のレストラン」が面白い 2014/08/04公開 各種飲食店を全国展開するがんこフードサービスが、最新テクノロジーを用いて業務改善を進めていることを知っているだろうか。 直近の取り組みの一つはユニークそのもの。店舗の接客スタッフにGPSを装備してもらい、その動きを計測してデータを分析することで、顧客の需要と労働量の最適化を図ったのだ。この施策によって実際に収益が上がったとして、経済誌などに取り上げられて話題となっている。 一見、現場を知らない本部社員による、過剰なスタッフ管理と思ってしまうような取り組みだが、導入~分析の中心人物となったのは、厨房経験の豊富な現場出身者だ。この点が、ユニークさを際立たせる。 「すべての活動の出発点は、調理場でのアルバイト経験なんです」 そう語るのは、がんこフード