民主党現職で前国土交通相の羽田雄一郎氏(45)は19日、長野市内で記者会見し、今夏の参院選長野選挙区(改選定数2)について、「子どもたちの未来に責任を持てる政治を目指したい」と4選出馬を正式に表明した。 党長野県連では、すでに党本部に公認申請しており、近く正式に公認される見込み。 羽田氏は玉川大文学部を卒業後、父の羽田孜元首相の秘書などを経て1999年に参院長野選挙区補選で初当選し、現在3期目。先月の衆院選では、長野3区で引退した元首相の後継として、くら替え出馬も注目されたが、党の世襲禁止方針で出馬を見送っていた。 また党県連はこの日の拡大常任幹事会で、衆院長野2、4、5区について、落選した公認候補を暫定支部長とし、衆院選の総括を2月までに行うことを決めた。 参院長野選挙区には、自民党現職の吉田博美氏(63)が出馬するとみられ、共産党新人の唐沢千晶氏(42)が出馬表明している。