銭湯とウォシュレットにみる日本の「ソフトパワー」 2006年1月16日 コメント: トラックバック (0) Momus 2006年01月16日 また日本にやって来た。これから2ヵ月間、最近一番のお気に入りになっている公衆浴場を存分に堪能するのだ。 ドル換算で3ドルから10ドルほども払えば、銭湯、温泉、露天風呂を楽しめる。服を脱ぎ、シャワーを浴びたら、後はゆっくり湯船につかる。熱い湯と水風呂を行ったり来たり、好きなだけのんびりすればいい。 これから滞在する大阪の家の近くには、「スーパー銭湯」がある。スーパー銭湯は単なる浴場というより、各国の風呂を一堂に集めた博物館という感じに近い。トルコ式風呂、バリ島をイメージした花風呂、マシュマロの香りと細かい霧が立ち込めるスチームサウナがあり、露天風呂には椅子代わりにもなる真っ白な洗い桶が並ぶ。すでに一般的となった高圧ジェット水流や、低周波電流で体に程よ
グーグル社、中国政府の検閲に同意 2006年1月26日 コメント: トラックバック (0) AP通信 2006年01月26日 サンフランシスコ発――インターネット検索大手の米グーグル社(カリフォルニア州マウンテンビュー)が、中国における検索結果の検閲に合意した。中国政府による言論の自由の制限を受け入れ、その見返りとして、インターネットで最も発展の著しい中国市場への浸透を図るのが狙いだ。 グーグル社は、中国に割り当てられたトップレベルドメイン『.cn』がアドレスの最後につく新しい検索エンジンを、25日(米国時間)にも公開する計画だ。グーグル社の検索サービス『Google』(グーグル)の中国語版はこれまで、米国のトップレベルドメイン『.com』のものが提供されてきた。 グーグル社は、同社の検索サービスを中国向けの独自アドレスで新たに提供することによって、これまでよりも使いやすく、世界一人口の多
日本の自販機から資本主義の本質を考える 2005年8月26日 コメント: トラックバック (0) Momus 2005年08月26日 日本を訪れはじめたころから、私は飲み物の自動販売機が大好きだった。24時間営業で、どんな通りにも並んでいて、往来を白い光で照らしている。昼も夜も置きっぱなしだというのに、壊されることも、お金を盗まれることも、立ち小便をひっかけられることもないのには感動した。私は、道という道にこのように便利なコイン式の販売機を置いておけるほど日本の社会が安全で安定していることに感心しただけではなく、そこで売られている飲み物にも心を惹かれた。砂糖控えめのジュース類やビール、緑茶といったものだ。 日本では、米コカ・コーラ社の現地法人でさえ、『コカ・コーラ』や『ファンタ』だけでなく、缶やペットボトル入りの緑茶を売っている。添加物や砂糖は一切加えられていない、健康にいい本物の緑茶だ。
日本の未来はスローな国家?(下) 2006年1月25日 コメント: トラックバック (0) Momus 2006年01月25日 (1/24から続く) スローライフは一時的な流行に過ぎないという見方もあったが、この5年間の雑誌コーナーを見る限り、そうした予想は外れたようだ。最近訪れた大阪の書店には、『スローリビング』、『自休自足』、『天然生活』といった誌名の新しい雑誌が大量に並んでおり、いずれの雑誌も「健康で持続可能な生活様式」(lifestyles of health and sustainability: LOHAS)を強調していた。これらの雑誌をめくってみると、さまざまな写真で同様のテーマが語られていた。たとえば、山小屋、木製家具(さりげなく米アップルコンピュータ社のコンピューターが添えられる)、睡眠、わびさび、簡素、裸電球、手作りパン、『大草原の小さな家』に出てくるような清教徒的厳格
日本の未来はスローな国家?(上) 2006年1月24日 コメント: トラックバック (0) Momus 2006年01月24日 G・K・チェスタトンが軽快な調子で嘆きをつづった1910年出版の『世界はどうしてしまったのか?』(What's Wrong With the World)は、ユーモアを交えた戒めから始まる。ここでは、まるで国に寿命があるかのように「若い国」と「死にゆく国」について延々と論じることの愚かさが戒められている。 チェスタトンは同書の中で、「人々は、スペインは晩年を迎えたと言う。スペインはじきに歯抜けになると言うのだ。あるいは、カナダからまもなく独自の文学が生まれると言う。カナダはもうすぐ口ひげを生やすにちがいない年齢になるといったところか。だが、国を構成するのは人間なのだ。国を建てた第1世代はもう老いてしまったかもしれないが、1万代目は活力にあふれている可能性だってある
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