過去1年間の株取引で「プラス」と回答した人は、前回の調査から半減していることが明らかになった。「プラス」になった人は33.2%、「マイナス」は30.1%と、ほぼ拮抗した結果となった。調査をしたジョインベスト証券の小川尚志Web編集室長は「新興市場の売買高が減少したことが要因ではないか」と分析している。売買益は男性が110万9000円から18万5000円に激減したが、女性は39万円から50万4000円に増やし、性別での明暗が分かれた。 ジョインベスト証券は6月21日、「第2回インターネット株取引の意識と実態調査」を発表した。ネット投資家の投資行動や株取引の意識を明らかにするため、昨年から実施している。ネットで株取引をしている20代~50代の男女1000人が対象で、調査期間は5月25日から5月28日まで。 過去1年間の株取引はマイナスが増加 ネット取引歴は1年未満が14%で、前回の調査から半分