もしかすると、「ぼくのかんがえたロックマン」という言い方は一般的ではないのかもしれない。「ぼくのかんがえたロックマン」でgoogle先生に尋ねてみても、そのものズバリのサイトはヒットしないのだ。実際、「ぼくのかんがえたロックマン」で考えるのはロックマンではなく、ロックマンと敵対するボスキャラであるので、この言い回しは正確さには欠けるかもしれない。とはいえ、二十歳前後の世代に位置する方ならば、「ぼくのかんがえたロックマン」と言えば何の話をしたいかはわかってもらえることと思う。一応、念のために説明しておくと、「ぼくのかんがえたロックマン」というのは、CAPCOM社の発売したファミコンソフト「ロックマン」シリーズの販促キャンペーンのひとつで、ゲームに登場するボスキャラを子供たちから募集する、というものである。自分の考えたキャラクターがゲームになる、ということは、当時の子供たちにとっては考えただけ