オープンソース版JavaプロジェクトはSunにとってどんな意味を持つのか? Sunソフトのほとんどをオープンソースにする構想は? 上級副社長ジョン・ロイアコノ氏に聞いた。 米Sun MicrosystemsのJavaは10周年を迎えたばかりだ(5月6日の記事参照)。そして同社は既に「青年期」の問題にどう対処するかを計画しているようだ。 先週ワシントンD.C.で行われた四半期に一度のNetwork Computing(NC)イベントでは、Javaに関する直接的な話はあまりなかったが、Sunのスコット・マクニーリーCEO(最高経営責任者)と上級副社長ジョン・ロイアコノ氏は、同社がJava――そして同社のほかのソフトウェアポートフォリオの大半――をオープンソースの世界に解放するビジネスモデルを用意していることを明らかにした。 Sunはこの10年、ずっとJavaを厳しく拘束し続けてきたわけではない