西田宗千佳の ― RandomTracking ― YouTubeでもなく、「ソニー専用」でもなく ソニーの動画共有サイト「eyeVio」の狙い 4月26日、ソニーは、動画共有サイト「eyeVio」をスタートすると発表した。一部、ブログなどで話題となってはいたものの、ほとんどの人にとって、それは「唐突」としかいいようのないものだった。 eyeVioのメイン画面。フラッシュを使い、わかりやすさを優先したユーザーインターフェイスになっている。動画は「チャンネル」という単位で管理され、同じチャンネルに入っているものは、自動的に連続再生される また、発表後の報道も、そしてユーザーの反応も、実に微妙なものであった。「YouTubeがあれだけ巨大になったのに、いまさら出てきて勝てるわけない」、「著作権保護に足を引っ張られる家電メーカーの動画共有サイトなんて、おもしろいわけがない」。 率直