今回のWWDCでは、2時間弱の基調講演でMacが登場したのはたった2回だけ。1つはコードネーム「Snow Leopard」と呼ばれる次期Mac OS Xについて、スティーブ・ジョブズCEOが基調講演後の技術セッションで紹介すると語ったことだ(この技術セッションは、秘密保持契約下のセッションのため、公式メディアは取材できない)。 そしてもう1つは、アップルのインターネットサービス、「.mac」が新た「MobileMe」と改名され大幅に機能を強化した、というコンテクストの中でだ。 「MobileMe」は、いつでもどこでも、MacからでもWindowsからでも、iPhoneからでも、さらにはWebブラウザ(他の人のパソコン)からでも、自分宛のメールや写真、連絡帳、カレンダーなどの情報を利用可能にするというサービスだ。 「.mac」同様、年間99ドル(9800円)のサービスとなる。Mac付属のiP