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2019年5月11日のブックマーク (6件)

  • # 第16回芸術評論募集|MAGAZINE

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    # 第16回芸術評論募集|MAGAZINE
  • 第16回芸術評論募集 【次席】北澤周也「東松照明『日本』(一九六七年)と「群写真」―社会化された自由な「群れ」―」|美術手帖

    第16回芸術評論募集 【次席】北澤周也「東松照明『日』(一九六七年)と「群写真」―社会化された自由な「群れ」―」『美術手帖』創刊70周年を記念して開催された「第16回芸術評論募集」。椹木野衣、清水穣、星野太の三氏による選考の結果、次席にウールズィー・ジェレミー、北澤周也、佳作に大岩雄典、沖啓介、はがみちこ、布施琳太郎が選出された(第一席は該当なし)。ここでは、次席に選ばれた北澤周也「東松照明『日』(一九六七年)と「群写真」―社会化された自由な「群れ」―」をお届けする。 はじめに 東松照明(1930~2012)の初期作品『日』(1967)は、東松が唱えた「群写真」概念の質を、実践的に内包させた写真集である。そこでは、異なる時空間で撮影されたテーマ別の写真群が、構図やテクスチャー、あるいは被写体の同質性によって内容的断絶を持ったイメージ同士をリンクさせると同時に、書籍における読みのリニ

    第16回芸術評論募集 【次席】北澤周也「東松照明『日本』(一九六七年)と「群写真」―社会化された自由な「群れ」―」|美術手帖
  • 第16回芸術評論募集 【佳作】はがみちこ「『二人の耕平』における愛」

    第16回芸術評論募集 【佳作】はがみちこ「『二人の耕平』における愛」『美術手帖』創刊70周年を記念して開催された「第16回芸術評論募集」。椹木野衣、清水穣、星野太の三氏による選考の結果、次席にウールズィー・ジェレミー、北澤周也、佳作に大岩雄典、沖啓介、はがみちこ、布施琳太郎が選出された(第一席は該当なし)。ここでは、佳作に選ばれたはがみちこ「『二人の耕平』における愛」をお届けする。 小林耕平+髙橋耕平 接触の運用の往復 「【ALLNIGHT HAPS 2017後期】「接触の運用」#5 」(HAPS、2018)会場風景 撮影=松見拓也 1、接吻―接触 髙橋耕平と小林耕平の二人が2016〜18年に展開した「二人の耕平」(*1)は、「接触」を通じて「愛」という状態について考察するものである。と、つい〈考えさせられてしまう〉のは、「同化」がテーマのこのプロジェクトに髙橋が混ぜ込んだ、接吻やセックス

    第16回芸術評論募集 【佳作】はがみちこ「『二人の耕平』における愛」
  • 第16回芸術評論募集 【佳作】沖啓介「Averages 平均たるもの エドワード・ルシェから始める」

    第16回芸術評論募集 【佳作】沖啓介「Averages 平均たるもの エドワード・ルシェから始める」『美術手帖』創刊70周年を記念して開催された「第16回芸術評論募集」。椹木野衣、清水穣、星野太の三氏による選考の結果、次席にウールズィー・ジェレミー、北澤周也、佳作に大岩雄典、沖啓介、はがみちこ、布施琳太郎が選出された(第一席は該当なし)。ここでは、佳作に選ばれた沖啓介「Averages 平均たるもの エドワード・ルシェから始める」をお届けする。 1枚のスライドを持っている。スライドにはカリフォルニア大学のスタンプが押してあり、ホルダーにはアーティストの名前や制作年とともに、作品のコレクターの名前も見える。絵画作品の記録だ。 かつてリバーサルフィルムのエマルジョンナンバーは、カラー写真を撮影するときには、必須のチェック項目だった。エマルジョンナンバーによって色補正フィルターを選んだ。写真によ

    第16回芸術評論募集 【佳作】沖啓介「Averages 平均たるもの エドワード・ルシェから始める」
  • 第16回芸術評論募集 【佳作】布施琳太郎「新しい孤独」

    第16回芸術評論募集 【佳作】布施琳太郎「新しい孤独」『美術手帖』創刊70周年を記念して開催された「第16回芸術評論募集」。椹木野衣、清水穣、星野太の三氏による選考の結果、次席にウールズィー・ジェレミー、北澤周也、佳作に大岩雄典、沖啓介、はがみちこ、布施琳太郎が選出された(第一席は該当なし)。ここでは、佳作に選ばれた布施琳太郎「新しい孤独」をお届けする。 0 主体なき時代の芸術にむけて 今日の社会において人間から失われたのは孤独である。差異や体系といったものが全面的に破綻し、すべてが幻想のなかで触覚に一元化された。終わりなき日常の一部となった突然のカタストロフィ。わかりやすいだけの物語に傾倒していく大衆。そして主体の消去。こうして自分が自分に話しかける時間――孤独は失われた。新しい貧しさのなかで身体だけが浮遊している。 社会を組織すると同時に、永遠に汲み尽くせないような魅力を持っていて、そ

    第16回芸術評論募集 【佳作】布施琳太郎「新しい孤独」
  • 第16回芸術評論募集 【佳作】大岩雄典「別の筆触としてのソフトウェア——絵画のうえで癒着/剥離する複数の意味論」

    第16回芸術評論募集 【佳作】大岩雄典「別の筆触としてのソフトウェア——絵画のうえで癒着/剥離する複数の意味論」『美術手帖』創刊70周年を記念して開催された「第16回芸術評論募集」。椹木野衣、清水穣、星野太の三氏による選考の結果、次席にウールズィー・ジェレミー、北澤周也、佳作に大岩雄典、沖啓介、はがみちこ、布施琳太郎が選出された(第一席は該当なし)。ここでは、佳作に選ばれた大岩雄典「別の筆触としてのソフトウェア——絵画のうえで癒着/剥離する複数の意味論」をお届けする。 山直輝 実体のない風景としての人物 2018 山直輝の〈歯〉 1982年生まれの画家・山直輝の絵画《実体のない風景としての人物》(2018)[図1]は、山の主な制作環境であるAdobe Illustrator特有の挙動を画面上に残している。中央下には左端が画面上で垂直に削られたテーブル、そのうえに、およそ人体のような

    第16回芸術評論募集 【佳作】大岩雄典「別の筆触としてのソフトウェア——絵画のうえで癒着/剥離する複数の意味論」