「ドン・キホーテ」などを運営するドンキホーテホールディングス(HD)は5月28日、ファミリーマートとコンビニの店舗を通じた共同実験を開始すると発表した。今回の実験を行う背景には、同業他社やドラッグストアなどとの競争が激しくなるなかで、ドン・キホーテの店舗運営ノウハウを生かした競争力向上を狙う目的がある。 ドンキとユニーの新業態店の様子 6月1日に、ドン・キホーテが強みとする品ぞろえや売場づくりを取り入れた共同実験店舗である「ファミリーマート立川南通り店」(東京都立川市)と「ファミリーマート大鳥神社前店」(東京都目黒区)をリニューアルオープンする。さらに、6月29日にも同様の実験店舗を都内でオープンする予定だという。店舗の看板には「Produced by ドン・キホーテ」と記載することで、ドン・キホーテが関与している店舗だということをアピールする。 ●ドンキのノウハウを注入 実験店舗では、ド