香港次期長官選の立候補資格制限に抗議し、民主派団体や学生らが香港中心部を占拠する活動は、4日目となる1日も続いている。占拠は当初のアドミラルティー、コーズウェーベイ、旺角に加え、 昨夜からは尖沙咀にも広がった。民主派団体はきょう1日にも「第2段階」の計画を発表するとしており、今夜からあす2日にかけて規模が拡大しそうだ。 占拠が行われている周辺では、一時閉業している店も多く、商業施設などは連休にもかかわらず人の入りはまばらだ。 1日付の官営放送RHTKによると、同活動の発起人の一人である陳健民氏は「市民や周辺の店舗に迷惑をかけて申し訳ない」と謝罪しつつ、「香港の将来のためにも受け入れてほしい」と呼びかけた。民主派は梁振英行政長官が辞任しなければ、事態の迅速な解決は難しいとしている。 一方、梁長官は1日、中国の国慶節(建国記念日)を祝う記念式典で、「選挙改革の理想的な形についてそれぞ