東京都世田谷区で2000年12月に起きた宮沢みきおさん一家4人殺害事件で、警視庁が、従来は犯行の翌朝としてきた犯人の逃走時刻を、夜間に逃走した疑いが強いと軌道修正して捜査を進めていることが同庁幹部への取材でわかった。 宮沢さんのパソコンのインターネット接続履歴を再検証したところ、犯人によるとみられていた翌朝の接続は、誤作動だった可能性が高いと判断。夜間の目撃情報の洗い直しを進めている。 捜査関係者によると、事件が起きたのは、00年12月30日午後11時半頃。宮沢さんのパソコンには、その後の31日午前1時18分と同10時の2回、ネットへの接続履歴があった。 警視庁は当初、いずれも犯人がパソコンを操作したと判断。隣家に住んでいた妻泰子さんの母(故人)が午前10時過ぎに室内に入り、4人が殺害されているのを発見する直前まで、半日近く犯人が現場に居座っていたとみて捜査を進めてきた。
特撮怪獣映画『ゴジラVSビオランテ』(1989年)をはじめとした平成『ゴジラ』シリーズの特技監督で知られる川北紘一さんが5日、肝不全のため都内の病院で死去したことがわかった。72歳だった。 川北さんが代表取締役を務めるドリーム・プラネット・ジャパンがFAXを通じて発表し、葬儀、告別式は近親者で営まれた。喪主は妻繁子さん。後日お別れの会が予定されている。 川北さんは、東宝の特殊撮影係を経て、『ウルトラマン』シリーズで知られる円谷英二特技監督をはじめ、有川特技監督、中野特技監督に師事。1972年には、特撮TVドラマ『ウルトラマンA』で特撮を初演出している。そして、平成『ゴジラ』シリーズと呼ばれる『ゴジラVSビオランテ』(1989年)から『ゴジラVSデストロイア』(1995年)までの計6作品で特技監督を務め、現在のところゴジラ映画における"特技監督"の肩書をもつ最後の人物だった。(『ゴジラ 20
今夏大ヒットを記録したハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』のギャレス・エドワーズ。1998年に公開された前ハリウッド版『GODZILLA』のローランド・エメリッヒ。これまで海外で制作されたゴジラ映画において「監督」としてクレジットされたのは、一般の映画と同様、各作品につき1人しかいない。しかし、本家の日本のゴジラ映画では、1つの作品に2人の監督がいることをご存じだろうか。俳優によるドラマ部分を撮る「監督」と、ゴジラや超兵器などが登場する場面、いわゆる特撮シーンを演出する「特技監督」だ。 川北紘一――30代以上のゴジラファンにとってこの人の名前は、ひょっとしたら主役のゴジラ以上にスター的な響きをもつのかもしれない。平成シリーズと呼ばれる『ゴジラVSビオランテ』(1989年)から『ゴジラVSデストロイア』(1995年)までの計6作品で特技監督を務めた川北は、現在のところゴジラ映画における「
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