マージャンやパチンコなど、遊技を中心としたサービスを提供する介護事業所を規制する兵庫県の改正条例が9日の県議会で可決、成立した。こうした規制は既に神戸市で導入されているが、都道府県では初という。神戸は通所介護のみだが、兵庫県では特別養護老人ホーム(特養)や介護老人保健施設(老健)などのサービスも対象となる。【敦賀陽平】 【関連記事】 高齢者地方移住で求められる多様なサービス (2015/09/23) 介護プロ段位、認定の簡素化求める意見も (2015/10/08) 規制対象となるのは、▽通所介護などの居宅サービス▽介護予防通所介護などの介護予防サービス▽介護老人福祉施設(特養)のサービス▽老健のサービス―の4つ。 今回の条例では、射幸心をいたずらにそそったり、依存性が強くなったりする恐れがある遊技と規制対象を定義し、機能訓練やリハビリなどでの必要以上の遊技の提供のほか、疑似通貨の使用な