帝国データバンクが人手不足に対する企業動向調査したところ、企業の4割で正社員が不足しており、「旅館・ホテル」「自動車・同部品小売」などで不足感が急増していることが明らかになった。 調査で現在の従業員の過不足状況を聞いたところ、正社員について「不足」していると回答した企業は39.5%で、企業の約4割が正社員不足を感じていた。正社員が不足している企業の割合は前回調査した2015年7月時点から3.3ポイント上昇した。現在の正社員数が「適正」と判断している企業は48.1%と2.4ポイントダウン、「過剰」と判断している企業が12.4%で0.9ポイント減となり、人手不足感は高まっている。 「不足」していると回答した企業を業種別にみると、「放送」が66.7%で最も高く、前回調査に続いてトップとなった。次いで「情報サービス」の66.5%、「医薬品・日用雑貨品小売」の64.0%が続く。 「旅館・ホテル」は5