一時の気持ちの盛り上がりでタトゥーを入れたものの、結婚や出産、就職などを理由に除去を願う人も少なくありません。ところが近年、タトゥー除去をめぐるトラブルが相次いでいます。実際に手術を受けた人や医師に取材しました。 【画像】タトゥー摘発、彫り師の現場「針は使い捨て」 恋人の名前はお断り 福岡県の20代後半の女性は19歳の頃、肩から肘にかけて「トライバル」と呼ばれる民族的な柄のタトゥーを入れました。しかし、数年後に結婚して子どもが生まれると、「海水浴や温泉で困るから消したい」と思うようになったそうです。 ネットで得た情報を元に、関東地方のある美容外科を受診。「2年ほどでキレイに取りますよ」という医師の言葉を信じ、複数回にわたる切除手術を受けました。 手術でタトゥーの柄自体は消えましたが、傷口が広がってうんでしまうなど、術後の経過は思わしくありませんでした。 常に引っ張られるような痛みがあり
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