原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分が行き詰まっている。国は処分場の候補地となり得る地域を示した「科学的特性マップ」を公表し、意見交換会を全国で開いているが、運営を巡る不正が発覚。根本課題の説明も不十分なままだ。五里霧中で沈滞する最終処分政策を検証する。(東京支社・小沢邦嘉) 【図】<核のごみ>最終処分場 東北は太平洋岸中心に「好ましい特性」
原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分が行き詰まっている。国は処分場の候補地となり得る地域を示した「科学的特性マップ」を公表し、意見交換会を全国で開いているが、運営を巡る不正が発覚。根本課題の説明も不十分なままだ。五里霧中で沈滞する最終処分政策を検証する。(東京支社・小沢邦嘉) 【図】<核のごみ>最終処分場 東北は太平洋岸中心に「好ましい特性」
長期戦の構え固めよ 短期決戦と長期戦を混同してはならない。短期決戦用のやり方を長い間続ければ、必ず息切れし、ほころびが出て来る。 7月9日付の本欄に続いて関心のない方には恐縮だが、またまたプロ野球を例に引く。横浜DeNAベイスターズと福岡ソフトバンクホークスの日本シリーズ第6戦、九回裏にベイスターズの抑えの山崎康が同点弾を打たれ、後続が十一回裏に1点を失いサヨナラ負けしたのは、臨機応変のリリーフ投手起用という短期決戦用兵の限界だった。 ベイスターズは日本シリーズ3連敗で後がないところから、第4戦を6対0で勝ったのだが、その九回に点差があったのに山崎康を投入し、5戦目でも2イニングをまたいで投げさせたことが、6戦目での息切れを招いた。4、5戦目に投げなかったホークスの守護神サファテが、第6戦に九回から十一回まで3回無失点の快投を見せたのと対照的である。自転車レースで言えば、最終一つ前のコーナ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く