自殺者を減らすには：秋田県の取り組み - hail to the thief政治学, 社会 ニュースによれば内閣府が1年を通して自殺は「3月の月曜日」が最も多いと発表した。 日本の自殺者数は11年連続で3万人を超えており、交通事故死者数がおよそ毎年５０００人で約６倍、１日あたり９０人が自殺で無くなっているということを考えると、これは異常な多さである。国連人口統計年鑑の自殺率を国際調査のデータに基づき、自殺率を他国と比較してみても、日本はトップレベルの高さに有る。（調査国全１０３ヶ国中６番目の高さ：09年）先進国に限ればトップの高さだ。 2006年には自殺対策基本法が施行され、国は総合的な自殺対策を行ってきたが、現状のところ対策が功を奏したとは必ずしも言い切れない。しかし、自治体レベルでは自殺対策に成功したところもある。その例が秋田県である。対策の結果、秋田県では、2003年から自殺者が減少し始めた。毎年24人の自殺者数の減少が見られるという。秋田大学医学部教授の本
